つねぴーblog@内科専門医

アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。名前は紆余曲折を経てつねぴーblogに戻りました

移転しました。

頻拍型不整脈の6分類

 

大雑把にいうとこんな感じです。

比較的安全なものは青、中リスクは黄色、高リスクは赤

 

上室性

narrow QRS

心室性

wide QRS

異所性

上室性期外収縮

早く興奮し、その代わり通常の興奮が不応期となる。

 

 

心室性期外収縮

期待外れの収縮。故に「期外」 QRSが早期に出現する

リエントリー

(グルグルしているので心電図的には規則正しい)

心房粗動(AF)・発作性頻拍(PSVT)

変形した波形

AF=小さいぐるぐる

PSVT=大きいぐるぐる

 

心室頻拍

心室に起源を有する頻拍性不整脈。His束分岐部より遠位の刺激伝導系、固有心筋から発生する頻拍のこと

マイクロリエントリー

心房細動

P波は揺れて振動する。

大きい物だけが下に伝わる。

心室細動

 

・AFとPSVTの違い

AFは数が多すぎて全て収縮できない→3:1や4:1となる

PSVTは数は底まで多くないので全てのQRSが対応できる→1:1

 

・心室頻拍や心室細動は何故危ないか。

心室の異常=すぐに循環に影響を与えるから危険

 

・黄色信号の原因としてWPW症候群

・赤信号の原因としてQT延長症候群やブルガダ症候群がある→突然死