つねぴーblog

元「とある研修医の雑記帳」。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

高拍出性心不全とその原因

高拍出性心不全とその原因

 

心不全とは末梢が必要とするだけの心拍出量を供給できていない状態であるが、このような状態は供給量が絶対的に低下しただけでなく、需要量が異常に増大した場合にも生じる。

供給量が少ない場合=低拍出性心不全

需要が多すぎる場合=高拍出性心不全

という。

原因としては1,貧血 2,甲状腺中毒症 3、ビタミンB1低下 4,動静脈瘻などが代表的。

1、貧血は血が薄い状態をいうが、血が薄いのであれば量でカバーするしかない。

2、過剰に分泌された甲状腺ホルモンが末梢組織の代謝を促進するためにO2需要量は著しく増加する。

3,ビタミンB1はTCA回路で必要な補酵素であり、vitB1がないと燃費が悪くなる。故に高拍出量となる

4,動静脈瘻は血液が動脈から静脈にどんどん流れてしまうので、代償的にポンプが頑張って多くの血液を拍出する。