心筋酸素消費量の規定因子
心筋酸素消費量を決定する因子について
心筋は仕事をすればするほど多くの酸素を必要とする。
一般的に心筋の仕事量は
心拍数
心筋収縮力
後負荷(=収縮期血圧)
の3つの因子によって規定される。
イメージ的には以下の様な感じで宜しいかと。
心拍数が多い=スピードを出す
心筋収縮力が上がる=大きな力を出す
後負荷が上がる=仕事の邪魔をする力が増える
臨床現場では心筋酸素需要の推定式としてRPP(rate pressure product)が用いられる。
RPP=心拍数×収縮期血圧