つねぴーblog

元「とある研修医の雑記帳」。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

モーツァルト聞くと頭良くなるのは本当か

モーツァルト聞くと頭良くなるって本当?

 

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モーツァルトを聞くと頭が良くなるって巷では言われてるけどあの根拠って実はNatureの論文らしい(1993年)。学生を3群に分けて、無音、自然音、モーツァルトと別のものを聞かせてIQテストをするとモーツァルトを聞いてた群だけ優位にIQが高くなったとか。特に空間認識能力。

 

聞くことによって脳の中の聴覚野が刺激され、それと一緒に別の部位も活性化したとか何とか。 でも後の研究では詞の朗読やシューベルトなどの別の音楽でもIQが向上することが知られている。(長期的にではなく一時的に)

 

がしかし、モーツァルト効果の研究に関しては後に別のグループがやっても再現が取れなかったりして今では「効果はあるかもしれないけどほんのちょっとにすぎない」程度にしか考えられていない。 当時モーツァルトのCDの売上は爆発的にあがったけど話が膨らみすぎたのが原因かな

 

とは言え、別の研究では6歳時に一年間ピアノのレッスンを受けさせ、音楽を習ってない子と比較すると音楽レッスンを受けてたこの方がIQが上昇したという報告もある。(つまり一時的にではなく長期的にIQが上昇)

 

でもだからといって皆音楽習えばいいわけでもなく、スポーツでも料理でもIQの上昇は見込めるだろうし何が一番いいということはないよね。勿論小さい頃に家で寝っ転がってたら脳的には最悪なんだろうけど。脳を刺激してくれるような環境に身を晒しておけばokという気がする

 

■イルカの脳は人間に次いで大きいんだけどそれを使う機会がないから宝の持ち腐れとか言うよね。つまり手も指も人間のように動かさないからそこに相当する脳の領域が活性化されない。イルカも体をもっと使うような環境に追い込まれれば長年を経て人間のように進化する可能性もあるかな…笑

 

追記:イルカはニューロンよりもグリア細胞をたくさん持つらしい。グリア細胞とはニューロンに栄養を与えたり保護してくれてる周りにある細胞。また、神経細胞を増やしすぎてしまうと酸素がたくさん必要になり、長時間潜水するイルカとしては不利になるため神経細胞の密度を低くしているという見方もある。

 

ピアニストは指を動かすための神経細胞が多いことが知られていて、尚ピアノを始めた年齢が早ければ早いほど多い。小脳という体の動きを滑らかにする脳の部位はピアニストは一般人よりも5%大きいことが知られている。小脳の神経細胞数は1000億個と言われてるから約50億も多い…!

 

また白質と呼ばれる神経の高速道路みたいな場所もピアニストの方が優位に多いことがわかっている。とある研究によれば11歳までにどれだけピアノを弾いたかで白質の大きさが違うとか。12歳以降ではほとんどかわらない。

 

勿論ピアノは大人で始めても神経細胞の数はそれなりに増えるんだけど子供の時ほどは増えないという話。大人で1次関数的に増えるとしたら子供では指数関数的。子供がチートというだけなんだけど何かやるなら早いうちが良いということかな

 

将来大人でも子どもと同じように物事を吸収できるようになる時代が来たらいいな…。病気をほとんど完治できる時代が来たらその後はどれだけ人体機能を向上させられるかという時代にシフトしていくのじゃろう…(適当