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とある研修医の雑記帳

東京から大阪の医学部へ亡命して研修医になった人のブログ。勉強のまとめ、思いつきの考察、ちょっとした雑学などなど。アウトプットが趣味です。

メサンギウム細胞とメサンギウム基質について

メサンギウム細胞とは糸球体毛細血管を支持するメサンギウム構成細胞のこと。メサンギウムという言葉の語源はメソ(=間)+アンギウム(=血管)で血管間質ということができる。

メサンギウム領域はメサンギウム細胞とメサンギウム基質からなるが、メサンギウム基質はメサンギウム細胞の分泌する4型コラーゲンやフィブロネクチンなどを主成分にして構成されている。メサンギウム細胞は糸球体毛細血管を支持するだけでなく、収縮・弛緩する能力があり、糸球体濾過量の調節を行っている。

つまり、メサンギウムが収縮すれば糸球体内圧が上昇してろ過量は増え、弛緩すれば糸球体内圧が減少してろ過量は減る。そしてメサンギウム細胞は糸球体の隅々まで分布しているので連動した応答が可能なのである。