つねぴーblog

元とある研修医の雑記帳。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

頻脈鑑別のアルゴリズム

心電図で頻脈があった時、どのように鑑別する事が出来るのか。

 

1、まず頻脈(一分間100回以上の脈拍)の存在を確認する。

RR間隔が0.6秒以下つまり3マス以下である

 

2、続いて、QRS幅をみる

■QRS幅が正常(=narrowQRS)0.1秒、2.5mm以下の幅のはず。

→上室性不整脈

 

上室性不整脈でもリズムがregularかirregularかで分けられる。

リズム整の場合、

洞頻脈、心房頻脈、発作性上室頻拍、心房細動など

 

リズム不整の場合、

心房細動など 

 

■QRSが大きかったら(wideQRS=0.12秒以上、3mm以上)

→心室性不整脈、WPW症候群、脚ブロックを伴う上室性不整脈

 

wideQRSでリズム整なら

上室頻拍、上室頻拍+脚ブロック、上室頻拍+WPW症候群

 

wideQRSでリズム不整なら

torsade de pointes(TdP)、心房細動+脚ブロック、心房細動+WPW症候群など