つねぴーblog

元「とある研修医の雑記帳」。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

TIBCとUIBCの関係

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総鉄結合能(TIBC)とは全てのトランスフェリンに結合しうる鉄の量。

不飽和鉄結合能(UIBC)はトランスフェリンがあとどれくらい鉄と結合できるかを表す。

*トランスフェリンとは血液中の鉄輸送タンパクのこと。鉄には毒性があるため、トランスフェリンと結合することで読影を抑えている。トランスフェリンと結合した鉄を血清鉄と呼ぶ。

 

TIBC=血清鉄+UIBC

 

通常、血清鉄はTIBCの1/3ほどである。

 

TIBCが上昇する疾患:

鉄欠乏性貧血。鉄欠乏により、貯蔵鉄、血清鉄が低下。トランスフェリンが大量に産生されるため、TIBCは上訴揺する。

 

TIBCが減少する疾患:

無トランスフェリン血症。トランスフェリン合成障害により、TIBCが低下。血清鉄も低下し、貯蔵鉄は増加する。

 

鉄芽球性貧血。ヘム合成レベルにおいて鉄が利用できず、手塚状状態となる。トランスフェリンの産生は抑制され、TIBCは低下する。