つねぴーblog

元とある研修医の雑記帳。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

肺気腫とは

肺気腫とは…

肺胞壁や終末細気管支より末梢の気道壁が破壊され、終末気管支より末梢の気腔は不可逆的に拡張する。その際に、肺胞壁を構成するエラスチンやコラーゲンなどのタンパク質が失われる。

通常では、呼気終末には胸腔内圧が上昇し、肺自身も縮もうとするので末梢気道は押しつぶされる(=呼気閉塞現象)。そして弾性繊維は末梢気道がこれらの力に負けてあまり早く閉塞しないように支えている。

肺気腫ではこの支えが失われてしまっている状態なので、呼気閉塞現象が強まり、拡張していた肺胞は容易に虚脱してしまう。

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肺気腫には

・小葉中心型肺気腫:小葉中心域に位置する呼吸細気管支の周囲から肺胞の破壊が始まる

・汎小葉型肺気腫:小葉全体にわたって肺胞が破壊される。

などの種類がある。