つねぴーblog@内科専門医

アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。名前は紆余曲折を経てつねぴーblogに戻りました

移転しました。

若い時の運動が大事な理由

10代の時の運動経験の有無と骨密度の関係について調べたデータが有る。運動をしてた人たちはしてなかった人たちに比べて骨密度が高い傾向にあり、その差は高年齢になっても縮まらないのである。つまり、成長期の骨密度増加による貯金が後になっても維持されているのである。

 

日本人女性を対象にした研究では骨密度のピークが18歳らしい。つまり骨が形成されるスパートは18歳以前にあるということなので中学・高校時代にどう過ごすかが重要なわけである。

 

女性は閉経後に骨密度が低下し骨粗しょう症になるリスクが高い分、若いうちは部活やサークルなどに入って運動しておいたほうがいいのかもしれない。勿論年をとってからの運動も健康にとっては非常に重要であるが、骨密度という観点では10代での運動が大事だよという話でした。

f:id:tsunepi:20140511215029g:plain