つねぴーblog

元「とある研修医の雑記帳」。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

バリズムの原因

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バリズムとはラテン語で投げるという意味。バリズムでは実際に何かを投げるような激しい上肢の動きを呈する。近位筋が突然収縮するために起こり、上肢は野球ボールを投げるように、下肢はサッカーボールを蹴るような動きになる。運動パターンは比較的一定で常同的である。多くの場合は片側性に起こり、ヘミバリズムと呼ばれる。

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原因としては、視床下核の血行障害が主なものである。他にも転移性腫瘍、膿瘍、結核腫、非ケトン性高浸透圧性高血糖症、ギラン・バレー症候群などが知られている。

 

病態生理としては…

視床下核に血行障害が起こると興奮性入力が減少するため、淡蒼球内節と黒質網様部の活動が低下し、視床腹側核群は持続的な抑制がなくなり、大脳皮質運動領域は基底核からのフィードバックがない状態で興奮性が異常に亢進した結果、バリズムが起こると言われている。