つねぴーblog

元「とある研修医の雑記帳」。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

尿路結核とは何か

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 尿路結核とは結核の肺外病変で、肺の病巣から結核菌が血行性に伝播してくることで生じる。尿路の初感染は腎結核であることが多い。病変が進展して腎実質が破壊されて乾酪壊死層が形成されると結核菌は尿中に放出され、尿路・生殖系の複数の臓器へ感染が下行性に広がる。

 

 尿管が病変の瘢痕化により狭窄をきたすと、腎盂や乾酪壊死層に膿が充満し、結核性膿腎症になる。膿が濃縮されて腎全体が石灰化されると漆喰腎という病態になる。尿所見では無菌性膿尿や肉眼的血尿が認められ、尿中に結核菌を検出することで確定診断となる。