つねぴーblog

元「とある研修医の雑記帳」。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

粟粒結核の発症機序

粟粒結核とは:

結核菌が血行性に全身に播種して多数の結核結節を形成する病態。細菌学的または病理学的に2臓器以上に活動性結核病巣があり、びまん性で粟粒大程度の結節性散布巣を胸部X線で認める(粟粒結核は比較的境界が明瞭で小さな粒が全肺野に認めるのが特徴的。その局在は気管支構造と無関係でランダムである)。発症率は全結核の1%にすぎないが、非常に危険なので臨床的には重要

 

発症機序:

小児、高齢者あるいは糖尿病患者など細胞性免疫が低い人において結核菌が大量に増殖する、結核菌はリンパ管から進み、静脈角から血管内に入り、大量の結核菌が全身に散布されてしまう。血流の豊富な肝臓、骨髄、脾臓など結核結節が形成されることが多い。

 

治療は、通常の結核と同じく抗結核薬の多剤併用療法を行う。