つねぴーblog@内科専門医

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奇異性脳塞栓症とは何か

奇異性脳塞栓症とは脳塞栓症の一つ。脳塞栓は通常、左心系に生じた塞栓しにおこるが、卵円孔開存、ASD肺動静脈瘻などが存在すると、末梢静脈系に生じた血栓によって脳塞栓が起こることがあり、これを奇異性脳塞栓症という。

卵円孔開存は正常成人の10~18%に認める頻度の多い疾患である。正常では左房圧が右房圧よりも高いため卵円孔開存があっても右左シャントは生じませんが、重たい荷物を持ち上げたときやスポーツ、排便、性交などの負荷がかかったときに一時的に右房圧が上昇し、右左シャントが生じます。

深部静脈血栓症などが原因となる。近年50歳以下の若年性脳梗塞の原因として近年注目を集めていsる。