つねぴーblog

元「とある研修医の雑記帳」。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

ショック肺とは何か

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急性呼吸窮迫症候群(ARDS)、急性呼吸促迫症候群とも呼ばれる。

 

何らかの侵襲により急激に透過性亢進型肺水腫を発症し、高度の低酸素血症をきたす場合を急性呼吸窮迫症候群(ARDS)、低酸素血症がARDSほど重症でない場合を急性肺損傷(ALI)と呼ぶ。

 

ARDS/SLIは様々な基礎疾患を原因として発症するが、中でも最も多いのが敗血症によるものである。

 

発症機序:

何らかの原因による高度の炎症反応が肺胞壁を傷害して透過性を亢進させ、肺胞内に滲出液が貯留する(透過性亢進型肺水腫)。

炎症反応や組織障害は好中球が中心となって生じ、サイトカインなどが複雑に関与するがまだ細かい機序は解明されていない。また、全身の高サイトカイン血症によって多臓器不全に陥りやすい。