つねぴーblog

元「とある研修医の雑記帳」。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

胃潰瘍は食後、十二指腸潰瘍は食前に痛くなる理由

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胃潰瘍は食後、十二指腸潰瘍は食前に痛くなるのは何故か

 

■胃・十二指腸潰瘍とは…

胃・十二指腸粘膜に生じ、粘膜筋板をこえて深く組織が欠損した状態である。それよりも浅い病変はビランという。心窩部痛、腹部膨満感、悪心、嘔吐、胸焼けなどの症状のほか、合併症として吐血、下血、消化管穿孔などを生じる。ピロリ菌の感染やNSAIDSの内服がリスクとなる。

 

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好発部位は胃は胃角部。十二指腸は十二指腸球部。

 

 

■食前と食後の違いの意味

 

食後、すなわち胃に内容物があれば胃酸は十二指腸まで流れにくい。

逆に食前、胃に内容物がなければ胃酸は十二指腸まで流れやすく、痛みが増悪することが多い。(勿論そうならないこともあるので注意が必要)