つねぴーblog

元「とある研修医の雑記帳」。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

ホルネル症候群とは

ホルネル症候群とは交感神経が傷害されることにより起こる疾患である。


まず、交感神経の作用として1、散瞳(瞳孔散大筋の収縮)2、眼瞼の挙上(上瞼板筋の収縮)3:発汗などがある。

ホルネル症候群では交感神経が傷害されるので
1眼瞼下垂(まぶたが下がる)
2縮瞳
3眼裂狭小
4病側顔面の発汗低下
などの症状が出ることになる。

また、交感神経遠心路のどこがやられても症状が出るので原因疾患は多い。
一次ニューロンの障害が原因となる疾患としては、ワレンベルグ症候群、頸髄腫瘍、多発性硬化症
節前ニューロン(二次ニューロン)の障害が原因となる疾患としては、パンコースト症候群
節後ニューロン(三次ニューロン)の障害が原因となる疾患としては、内頸動脈動脈瘤などがある。

なお、交感神経の遠心路は交叉しないため、症状は障害部位と同側になる。