つねぴーblog@内科専門医

アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。名前は紆余曲折を経てつねぴーblogに戻りました

移転しました。

自律神経系の機能と異常まとめ

【節前ニューロン、節後ニューロン、交感神経節、副交感神経節 言葉の定義】

自律神経は脳の中枢から始まり、一度どこかでシナプスをつくり、その後内臓や血管といった効果器に達する。中枢に近い方を節前ニューロン、末梢側のものを節後ニューロンという。また、節後ニューロンの細胞体は交感神経節、副交感神経節と呼ばれる。


【節前ニューロンの細胞体の場所】
交感神経と副交感神経では場所がかなり違う。
交感神経の細胞体・・・胸髄から腰髄の側角
副交感神経の細胞体・・・脳幹と仙髄(副交感神経の細胞体は脳神経核とも言える↓
つまりエディンガーウェストファル核、顔面神経の上唾液核、舌咽神経の下唾液核、迷走神経の背側核

【交感神経節と副交感神経節の並び方の違い(星状神経節とは?)】

交感神経節・・・脊椎の両側に縦一列に並ぶ(この中でも最も頭部に近い物を星状神経節という)
副交感神経節・・・もっと効果器の近くに存在する。

【アセチルコリンとノルアドレナリン、どっちがどっち?】

交感神経:
節前繊維が分泌・・アセチルコリン、節後繊維が分泌・・ノルアドレナリン
副交感神経:
節前繊維が分泌・・アセチルコリン、節後繊維が分泌・・アセチルコリン
やはり交感神経で効果器に直接作用するのはアドレナリンでないと。。。

【瞳孔の自律神経支配】

【ホルネル症候群】

交感神経障害で縮瞳、眼瞼下垂、瞼裂狭小

【argyll robertson瞳孔】

【Adie瞳孔】