つねぴーblog

元「とある研修医の雑記帳」。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

シロアリはセルロースを食べて生きる

人間は体外から吸収したグルコースを筋肉や肝臓でグリコーゲンという形で貯蔵するのに対し、植物はグルコース(βグルコース)をグリコシド結合してセルロースという多量体で貯蔵する。

セルロースは細胞壁の主成分であり名前の由来はセル(cell=細胞)ロースである。地球上の全植物質の1/3を占めていると言われている。

 

シロアリは家を食べるなどと言われているが、正確に言うと木材のセルロースを食べているのである。セルロース分解酵素であるセルラーゼを持った細菌を腸の中に住まわせているのである。馬や牛も草を食べるがあれもシロアリと同じようにセルラーゼをもった細菌を腸に住まわせることによって出来る芸当なのである。因みに、セルロースを分解してもグルコースとして栄養ができるがそれ以外にもセルロースである細胞壁に囲まれた細胞質も栄養源としているようである。