つねぴーblog

元とある研修医の雑記帳。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

日焼けは何故起こるのか

日焼けとはどのようなメカニズムで起こっているのだろうか。

日焼けは「紫外線照射によって引き起こされる炎症反応」などと一般的に言うかもしれないが、日焼けの現象は2つに分類する事が出来る。

というのは、紫外線は波長によって3タイプに分類する事が出来る。
UV-A(315~380nm)
UV-B(280~315nm)
UV-C(200~280nm

波長というのは短いほど攻撃力が高いと思っておけば間違いない。

UVAがあたるとメラノサイト(皮膚にある色素豪勢細胞)でメラニン色素生成を促す。メラニン色素を多く含んだ表皮細胞が基底層から角質層に到達するまでの間に時間がかかるため、紫外線を浴びてから皮膚は浅黒く変色してしまう。尚、皮膚がはがれるサイクルはおよそ28日なので、それと一緒にメラニンも落ち、皮膚の色は元に戻る。
これはサンタンと呼ばれる現象である。

UVBが表皮を通過し、真皮乳頭体まで到達すると、乳頭体内の毛細血管が炎症反応を起こして充血し、皮膚の色が赤くなった状態を指す。その際、紫外線料がメラニン色素の防御反応を超えていると、細胞が傷つく。(日光皮膚炎ともいう)
これがサンバーンと呼ばれる現象である。

UVCはもっとも波長の短い紫外線で破壊的なダメージを与えてしまう。(大半のUVCはオゾン層で吸収される)

日焼け止めの原理としては紫外線をブロックする物質を肌に塗っている訳であるが、具体的にはUV-AとUV-Bを防いでいるという事である。
一方で、サンオイルは日焼け止めと異なりUV-Bのみ防いでUV-Aをそのまま通過させる。すると肌に炎症を起こさず、メラニン色素を合成させて体に害なく日焼け(肌を黒くする)ことができるという訳である。