つねぴーblog

元とある研修医の雑記帳。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

TMT計画について

TVを見ていたらTMT計画という面白そうな事をやっていたので調べて見た。

概要はwikipedia氏によると(引用一部改変)

TMT計画とは、カリフォルニア工科大学、カリフォルニア大学、天文学研究大学カナダ連合の3機関が共同でハワイ島マウナケア山頂に建設予定の超大型光学赤外線望遠鏡計画である。日本では国立天文台ELTプロジェクト室が積極的な参加を検討している。TMTとは Thirty Meter Telescope の略称であり、その名の通り有効口径が30mの巨大な望遠鏡となる。巨大マゼラン望遠鏡と同じく、宇宙望遠鏡との連携観測を行うことを主目的とする。

主鏡は492枚の六角形の鏡を組み合わせた複合鏡。合成主鏡有効径は30メートルとなる望遠鏡自体の形などは非常にケック望遠鏡に似ている。492枚の鏡一枚一枚をコンピューター制御し1枚の大鏡と同等の働きをさせるには非常に高度な技術が必要だが、2006年6月にTMTの詳細設計が審査を通過、開発に必要な予算が下りた。観測装置は、初期には可視光の多天体分光器WFOS、近赤外線の面分光器IRIS、近赤外線の多天体分光器IRMSが取り付けられる予定である。IRISとIRMSには補償光学装置を備える。観測波長は、近・中間赤外線であり、初期の宇宙、原始星、遠方銀河、ブラックホール、褐色矮星、分子雲などの詳細が観測される。
建設地としてハワイ・マウナケア山頂に建設されることが決定した。
完成・稼動は2018年を目標としている。

というように、今までの宇宙望遠鏡よりも遙か彼方まで観測できる性能を持つ。宇宙を見るというのは過去も見るに等しいと入ったものであるが、我々が夜空を見上げて見える星空は全て過去の宇宙なのである。例えば、太陽の光が地球に届くのは8分間かかるので、我々がいつも空に見ている太陽は8分前の太陽の光なのである。よって望遠鏡で100億光年離れた星を見つけることが出来たらそれは100億光年昔の星の光であると言うことである。日本のすばる望遠鏡では129億光年の銀河を観測できたことで騒がれていたが、今回のTMTでは135光年の星まで見えるのではないかと期待されている。宇宙の誕生が137億年前とされているから、宇宙誕生時にだいぶ近いことになる。宇宙で最初に出来た星をファーストスターと言うが、TMTではファーストスターを含む銀河が観察できるのではないかと思われる。

TMTよりも更に先の宇宙望遠鏡になるといったい何処まで見えるようになるのだろうか。
分解能の向上に伴えば、宇宙誕生の時に何が起きていたのかより詳細にわかるようになるのではないだろうか。
自分は宇宙とは全く関係のない専門分野に進んでいるが、やはり宇宙の話は胸が熱くなる(笑