つねぴーblog

元とある研修医の雑記帳。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

何故虫は光に集まるのか

■光走性について




光走性とは走性の一種であり、光の刺激を受けるとその方向に対して進む運動のことである。

この光に集まる特性は光合成生物にとっては大きな利点である。光の方向に進む場合を正の光走性、逆に進む場合を負の光走性という。

蛾などの夜行性の虫たちは何故光に突き進んでいくのだろうか。夜の街灯などは虫の苦手な私からしたら恐ろしくて仕方がない。

もともと光走性の虫たちは光に対して一定の角度で進むことが知られている。太陽のように遙か遠くにある高原の場合は、事実上まっすぐ飛ぶことが出来るのだが、人工的な近くにある光の場合だと放射状になっているので一定の角度で飛行し続けると最終的には光源に集まってしまうようである。飛んで火に入る夏の虫は命がけで飛び込んでいるというよりかは走性に従って誘導されていたのである。

ちなみに何故虫たちが光に集まるのかというと、光の中の紫外線に寄せられているようである。虫は人と違い、紫外線を認識することが出来るので、明るいところ(つまり紫外線の強いところ)の方が交尾のチャンスが多いと思っているのではないだろうか。

ちなみにLEDライトには紫外線が含まれないので虫が夜でも集まりにくいようである。