つねぴーblog

元「とある研修医の雑記帳」。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

何故一重まぶたと二重まぶたの人がいるのか。

何故一重瞼と二重瞼の人がいるのか。

アジア系の人間には一重、欧米系では二重が多い印象があるが、この一重二重というのは遺伝によるものが大きい。であるから親と子供が同じまぶたになる確率は高い。遺伝学的な用語を使うならば二重が優勢で一重が劣勢である。(注意:優性が優れていて劣勢が劣っているという意味ではなく、優性と劣勢の子供は優性になると言うことである。つまり二重(優性)の父親と一重(劣勢)の母親の子供は二重(優性)になる可能性が高い。細かく考えれば劣勢になる可能性もあるのだが詳しくは遺伝学の教科書などを見てもらいたい。)

しかし、まぶたは成長と共に変化することがある。まぶたの下の脂肪の量が多いと一重になりやすいが、脂肪の量が減り、また年を取って皮膚が弛んだりすると二重になったりする。人によっては朝は一重だったけど夜は二重になってしまったなんてこともある。

生物学的に考えると、まぶたというのは眼球を外傷から守り、乾燥や寒さなどから目を守ってくれる役割を果たしている。であるから、美容的観点から見れば二重で目ぱっちりを好む方も多いかもしれないが、医学的?観点からすると一重で目がそこまで開いていない方が目には安全であると思われる。

進化の過程において目が大きい方が白目の領域も増し、他の個体をコミュニケーションする際に合図、シグナルを送りやすいという意味で正の進化圧がかかったと考えられる。一方で、目が大きくなりすぎると、前述した目を守る役割が減り、また他の顔のパーツとのバランスが悪くなり、グロテスクに見えるようになってくる。そこで大きすぎず、小さすぎずの今の目の大きさに落ち着いたのではないだろうか。(それでも人によって差があるが)


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