つねぴーblog

元「とある研修医の雑記帳」。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

寝るときに虫歯になりやすいのは何故か?

寝るときに虫歯になりやすいのは何故か?


歯を磨いてから寝なさい。寝ているときが一番虫歯になりやすいんだから。

なんて小さい頃よく言われた記憶があるが、科学的に考えるとどういう事なのだろうか。

実はこれには唾液の分泌が関係している。唾液には虫歯菌を殺菌してくれる成分(リゾチームや免疫グロブリンIgAなど)が含まれているので、睡眠中は唾液の量の低下によって虫歯菌の増殖を促してしまうのである。こう書くと、睡眠中は副交感神経が優位になるので唾液の分泌量が減少するのでは?と思う方もいるかもしれないが、それとは独立した話で、唾液の分泌は会話や食事などの刺激によって大いに促進されるのである。であるから睡眠中は副交感神経的には唾液の分泌が優位になるものの、刺激がないため、起きているときほど唾液の分泌は成されない。そしてまた、寝ている間に口呼吸をしていると口腔内の唾液が乾燥してしまってからからになることも考えられるのである。

以上のような理由から寝ている間は唾液が少なく、虫歯菌が殺せず、虫歯になってしまうと言う流れになることが解っていただけたと思う。