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とある研修医の雑記帳

東京から大阪の医学部へ亡命して研修医になった人のブログ。勉強のまとめ、思いつきの考察、ちょっとした雑学などなど。アウトプットが趣味です。

Howship-Romberg徴候とは何か

Howship-Romberg徴候とは何か 閉鎖孔ヘルニアで見られる特徴的な所見。 ヘルニア内容が閉鎖神経を圧迫することにより大腿内側から膝、下腿にかけて痛みやしびれが生じる。股関節の伸展、外転、内旋で痛みが増強する。大腿屈曲で軽減。 閉鎖孔ヘルニアはヘル…

肺炎疑いで胸部CTを取るべきかどうか

肺炎が疑われる患者において胸部CTの適応は? 肺炎の診断は ◯臨床症状(咳、痰、呼吸苦など) ◯血液検査(WBCやCRPなど炎症反応の上昇) ◯画像検査(X線やCTでの肺炎像) ◯抗原検査(肺炎特異的な尿中抗原、喀痰抗原) などを合わせて行われる。 つまり画像…

髄膜炎疑いの患者に頭部CTは必要か

髄膜炎患者に頭部CTは必要なのか 発熱と頭痛を主訴に来院して項部硬直が陽性の場合、髄膜炎を強く疑い腰椎穿刺をして確定診断をすることになるが、髄膜炎患者には頭部CTが必要なのだろうか。 答えはYESで、腰椎穿刺をする前に頭部CTを取って頭蓋内圧を亢進さ…

アニサキスへのアプローチ@救急外来

アニサキスは寄生虫の一種であり、イカ、サバの生食を経口摂取することが発症する。他の海産物でもなりうる。 ◯疫学:日本においては年間2000例前後。冬に多い。 ◯身体所見:特異的なものはないので、病歴がなによりも大事。 ◯臨床経過: 感染したアニサ…

大腸憩室炎のCT所見

憩室とは 大腸憩室は大腸の一部が袋状になって外に飛び出しているものをいう。40歳以上で徐々に増加することが知られ、45歳以上の3人に1人、80歳以上の3人に2人が憩室を持つとも言われている。日本人では欧米に比べると頻度はまだ少ないが食生活の…

小児の頭部外傷でCTを取るべきかどうか

小児の頭部外傷でCTを取るべきかどうか イギリスのNICEガイドラインによると以下の場合を頭部CTの適応と定めている。 【NICEガイドライン:national institute for health and clinical health excellence】 1、5分以上の意識消失 2、5分以上の健忘 3、…