つねぴーblog

元「とある研修医の雑記帳」。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

〜と〜の違い

頸動脈系TIAと椎骨脳底動脈系TIAの症状の違い

頸動脈系TIAと椎骨脳底動脈系TIAの症状の違い TIA(一過性脳虚血発作)は虚血がどこの血管に生じたかで症状が異なる。 一般的には頸動脈系と椎骨脳底動脈系の2つに大別して考えられる。 頸動脈系、椎骨動脈系からそれぞれなんの動脈が分岐しているのか把握…

アテローム性、心原性、ラクナ脳梗塞の鑑別

アテローム性、心原性、ラクナ脳梗塞の違い イラスト参照:脳卒中は減ったのか? (3)脳梗塞は減ったのか?: 毎日がしあわせ 頻度としては心原性、アテローム性、ラクナ梗塞いずれも同等。 が、重症度としては心原性>アテローム性>ラクナ梗塞の順。 それ…

皮質徴候とラクナ徴候の違い

皮質徴候とラクナ徴候の症状の違い 皮質徴候とは大脳皮質の障害による症状のことをいう。 脳の機能は大脳皮質に局在しているため障害部位によって生じる症状も異なる。 前頭葉障害:精神障害、原始反射、運動失調、錐体路症状、運動失語など 頭頂葉障害:複…

亜鉛華軟膏とは何か

◯亜鉛華軟膏とは何か 亜鉛華軟膏とは酸化亜鉛を主成分とした軟膏であり、組織や血管の収縮作用があり、傷口を小さくして乾燥させたり保護する役割がある。湿疹の浸出液が多くて管理が難しい場合や汗もなどには良い適応であるが、もともと乾燥気味の場所に使…

腰椎椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症の鑑別

腰椎椎間板ヘルニア ・20−40歳男性に好発 ・一側性の坐骨神経痛、感覚障害、脱力などの神経根障害、及び腰痛。 ・膀胱直腸障害や会陰部の灼熱感など馬尾障害も出現しうる ・前屈時に症状増悪しやすい ・神経根障害の場合SLRテストやFNSテストが陽性 ・MR…

白色ワセリンとヒルドイド軟膏の違い

白色ワセリンとヒルドイド軟膏の違い 似た薬の整理 白色ワセリンとは 油脂性保湿剤で皮膚表面を保護し、水分の蒸散を防ぐ(エモリエント作用)。 油でコーティングするイメージ。水で洗っても落ちないという利点。 安全で保湿効果が持続し、最も良い(無難な…

白色ワセリンとプロペトの違い

白色ワセリンとプロペトの違い ・白色ワセリンとは 油脂性の保湿剤で、皮膚表面を保護し、水分の蒸散を防ぐ。 アトピー性皮膚炎や皮脂欠乏症などの乾燥肌に用いる。 安全で保湿効果が持続し、最も良い(無難)な保湿剤とも言われる。 ・プロペトは 不純物を…

(医療用)小児用バファリンと市販の小児用バファリンの違い

紛らわしい薬の整理 (医療用)小児用バファリン(バファリン配合錠A81)の主成分はアスピリン。A81というのはaspirinが81mg含まれているという意味。アスピリンは血栓予防作用があるために心筋梗塞や狭心症の治療で用いられる。脳梗塞の治療においては…

第一世代〜第三世代抗ヒスタミン薬の違い

第一世代〜第三世代の抗ヒスタミン薬によって性質が異なる。 ・第一世代抗ヒスタミン薬とは純粋にH1受容体拮抗作用をもつもの。 ・第二世代以降はH1受容体拮抗作用に加えてケミカルメディエーター遊離抑制作用を持ち、抗アレルギー薬とも呼ばれる。 ・第三世…

乳剤性基剤と水溶性基剤の違い

外用薬の基剤はその性質により乳剤性基剤と水溶性基剤とにわけられる。 乳剤性基剤とは創面に水分を付加するもの。 (例:ゲーベンクリーム、オルセノン軟膏) 水溶性基剤とは吸収性が高く、創面の浸出液を吸収するもの。 (例:アクトシン軟膏、カデックス…

”たこ”と魚の目の違い

”たこ”と魚の目の違い(紛らわしい言葉の整理) うおのめ うおのめとは医学用語としては鶏眼(けいがん)という。慢性的な物理的な圧迫によって反応性に限局性の過角化をきたしたもの。肥厚した角質の中心が、芯のように真皮へ深く侵入するため、魚の眼のよ…

血清浸透圧と張度の違い

浸透圧と張度の違い 血清浸透圧の定義:溶液内のすべての溶質濃度を表すものである。 血清浸透圧の予測式 =2×Na(mEq/L)+Glu(mg/dL)/18+BUN(mg/dL)/2.8 血清浸透圧は上の予測式の通り、Na、グルコース、BUN(尿素窒素)の3つで規定されている。浸透圧を規…

丘疹、結節、腫瘤の違い

紛らわしい言葉の整理 皮疹において隆起しているものは丘疹、結節、腫瘤などと呼ばれる。それぞれどのように定義されているのだろうか。 【隆起性病変の大きさによる分類】 ・丘疹….0.5cm未満 ・結節…丘疹よりも大きい限局性の隆起性病変。0.5cm以上3cm未満…

乳酸リンゲル液と酢酸リンゲル液の違い

乳酸リンゲル液と酢酸リンゲル液の違い 【商品名】 乳酸リンゲル液→ソルラクト®、ラクテック®など 酢酸リンゲル液→ソルアセトF®、ヴィーンF®など 輸液製剤は大きく分けて等張電解質輸液と低張電解質輸液に分けられる(下図参照)。低張電解質輸液の分類とし…

高張性、等張性、低張性低ナトリウムの違い

低ナトリウム血症をみたらまずはその低ナトリウムが高張性なのか等張性なのかはたまた低張性なのか確かめる。なぜなら低張性低ナトリウムでは脳浮腫を起こし非常に危険であるため緊急度・対応方法が違ってくるからである。 まず血漿浸透圧が280mOsm/L以下…

ボーラス投与、ワンショット、フラッシュの違い

ボーラス投与(bolus=ひと塊の意味)とは短時間で大量の用量の静脈内注射を行う投与方法のこと。別の言い方としては、「急速静注」「ワンショット」などとも言う。 静脈からの投与方法はintravenous adminiserからi.v.と略されるが… ・点滴による静脈内投与…

ドパミンアゴニスト製剤の使い分けmemo

ドパミンアゴニスト製剤の使い分けmemo (レキップ®、ビ・シフロール®、ロチゴチン®、アポカイン®、パーロデル®、カバサール®) http://medical.radionikkei.jp/suzuken/final/061207html/index2.html ■ドパミンアゴニストはLドパと比べて抗パーキンソン病作…

各種NOACの使い分けmemo

◯ワーファリンとNOACの違い NOACは半減期が短く効果発現までの時間も短い 出血リスクはNOACの方が少ない 薬剤干渉がないのでワーファリンよりも服用しやすい PTの測定(モニタリング)が必要ない ワーファリンは納豆など食事制限あるがNOACにはない ◯4種類…

未分画ヘパリンと低分子ヘパリンの違い

未分画ヘパリンと低分子ヘパリンの違い ヘパリンとは抗凝固薬の1つであり、血栓塞栓症やDICの治療、塞栓症の予防などに用いられる。ヘパリンは抗凝固因子であるアンチトロンビンを活性化させて抗凝固能を賦活化して凝固系を抑制する。 いわゆるヘパリンは分…

咳喘息と喘息の違い

咳喘息と喘息(=気管支喘息)の違い ◯咳喘息とは 中枢から末梢気道まで全体的に好酸球性の気管支炎を起こす病態である。病態としては気管支喘息(つまり喘息)と同じであるが、症状としては咳がメインという点で異なる。気道が過敏になっており風邪ウィルス…

ベンゾジアゼピン系睡眠薬分類メモ

睡眠薬分類ちょいメモ ◯睡眠薬の主流は大きく分けてベンゾジアゼピン系、非ベンゾジアゼピン系の2つ。 その他、最近はメラトニン受容体作動薬(ロゼレム®)、オレキシン受容体拮抗薬(ベルソムラ®)も使われるようになってきている。 ◯ベンゾジアゼピン系は…

喘鳴と喘息の違い

ちょっと似ている言葉の定義の整理 ◯喘鳴とは 呼気時にヒューヒューというような高音性の連続音が聴診器無しで聞こえること。気管が狭窄して狭くなるので空気が通る時に高い音になるのである(例えば部屋の窓をほんの少しだけ空けておくと、その隙間を通る風…

安静時振戦と姿勢時振戦、企図振戦の違い

◯安静時振戦(静止時振戦) 両手を膝の上に載せておいてもらい力を抜いてもらい振戦が見られるかどうか確認する。わかりにくい場合は手を目標に近づけるなどの動作をしてもらい、それで振戦が消失するかどうかをみる。安静時振戦の原因としてはパーキンソン…

末梢性顔面神経麻痺と中枢性顔面神経麻痺の鑑別

【中枢性・末梢性顔面神経麻痺のイメージ】 画像参照:http://heart-clinic.jp/index.php?%E7%A5%9E%E7%B5%8C ◯中枢性の顔面神経麻痺の場合 病変の対側の顔面下部のみの麻痺が生じる →つまり、額のしわ寄せや閉眼は出来るが、鼻唇溝は浅くなり、口角を上げる…

歯車様固縮と鉛管様固縮の違い

歯車様筋強剛と鉛管様筋強剛の違い(固縮=筋強剛) 筋強剛とは筋肉の伸張反射が持続的に起きている状態であり、患者の身体を受動的に動かそうとする際に、最初から最後までずっと持続的に抵抗を感じる状態を言う。 抵抗がカクカクと歯車のように感じられる…

ジストニアとジスキネジアの違い

似ている言葉の整理 ◯ジストニアとは ジストニアとは身体の一部または全身に不随意の持続的な筋収縮が生じる症候群。語源はdys=異常、tonia=緊張であり緊張の異常という意味になる。 持続的に筋収縮が起こるために身体の捻転や反復運動、姿勢異常が生じる。…

スピキュラと胸膜陥入像の違い

スピキュラ(supicula)と胸膜陥入像の違い 胸部CTにおいて肺野に結節影や腫瘤影に次の所見があれば悪性腫瘍を示唆する ・スピキュラ(棘) ・胸膜陥入像 ・全周性に辺縁不整 ◯スピキュラ スピキュラ(spicula)とは日本語で言うと棘。腫瘤表面から周りに出てい…

健忘症と記憶障害の違い

健忘症と記憶障害の違い ◯記憶障害とは 記憶障害とは記憶の3段階である「記銘」「保持」「想起」のいずれかが障害されて新しいことを覚えられなくなったり、思い出すことができなくなたりする状態である。 記銘:入力情報を脳内で処理できる形に符号化する…

湿疹と発疹と皮疹の違い

湿疹と発疹と皮疹の違い 紛らわしい言葉の整理 ◯湿疹の定義 とある教科書によると「湿疹とは種々の外的な刺激が、主として経皮的に生体内に侵入することにより生じる、皮膚における炎症反応である」と説明される。 →湿疹とは皮膚炎と同義 湿疹の臨床経過は多…

ムコダインとムコソルバンの違い

ムコダイン®とムコソルバン®の違い ともに去痰薬であるが作用機序や役割は異なる。 ムコダイン®(一般名カルボシステイン) ムコダインには2つの働きがある。1つは杯細胞からの粘液分泌を抑制する働き、もう一つは気道粘液修復の作用でありシアル酸とフコ…