つねぴーblog

元「とある研修医の雑記帳」。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

〜と〜の違い

ロキソニンとセレコックスの違い

代表的なNSAIDSであるロキソニンとセレコックスの違い ・基礎的な話(COX1とCOX2の違い) NSAIDS(非ステロイド性抗炎症薬)はアラキドン酸からプロスタグランジンを合成する過程に作用するシクロオキシゲナーゼ(COX)を阻害することで作用を発揮する。 COX…

デュオアクティブ、テガダーム、ソーブサンなどの違い

ERでよく使うドレッシング材(被覆材)の整理 ◯テガダーム(ポリウレタンフィルム剤):他のドレッシング材の固定材として用いられることが多い (↓テガダームの一例) テガダームなどのポリウレタンフィルムの特徴は粘着性があること、透明であること、防水…

タミフル、リレンザ、イナビル、ラピアクタの違い

抗インフルエンザ薬の使い分け タミフル、リレンザ、イナビル、ラピアクタの違い 作用機序:ノイラミニダーゼ阻害 インフルエンザはヒト体内で増殖する過程においてノイラミニダーゼによって細胞からの遊離をするが、ノイラミニダーゼを阻害することによって…

頚椎症性脊髄症と頚椎症性神経根症の違い

頚椎症性脊髄症と頚椎症性神経根症の違い(復習がてら) ◯頚椎症とは 頚椎椎骨や椎間板の退行性変化により椎間板の変形や骨棘形成をきたした状態。 *退行性変化とは細胞内の代謝障害による変化のことであり、結果として変性、壊死、萎縮などが起こる。 頚椎…

低酸素症と低酸素血症の違い

低酸素血症と低酸素症は似た言葉であるが異なる概念である。 低酸素血症とは文字通り、血液中の酸素が不足した状態。 血液に酸素が行かないということはつまり、ガス交換する場所である肺に問題がある。 具体的には肺の拡散障害、シャント、換気血流比付近等…

完全麻痺と不全麻痺の違い

完全麻痺は筋肉が全く収縮できない重度の筋力低下。 不全麻痺は軽度から中等度の筋力低下のことを言う。 徒手筋力テスト(MMT)では完全麻痺はMMT0、不全麻痺はMMT1〜4に該当する。 画像参考:nurseful.jp 当然のことながら、筋力低下とは1つ以上の筋肉…

セファゾリン、セフメタゾール、セフトリアキソンの違い

セフェム系は第一世代はグラム陽性菌に活性が有り、世代が進むごとにグラム陰性菌もカバーできるようになる代わりにグラム陽性菌へのカバーは悪くなる。 が、同じ世代のセフェムでも抗菌薬ごとに特徴はかなり異なるので注意。 画像参照)https://kusuri-jouh…

白血球検査(機械分類と目視法の違い)

白血球測定においては機械分類と目視分類とがある。 名前の通り機械分類は機械を使って大量の白血球を自動で分類してくれる。一方で目視法というのは100個程度の白血球を検査技師が顕微鏡下で肉眼的に観察して好中球や好酸球など割合の分類を行ってくれる。 …

クワシオルコルとマラスムスの違い

クワシオルコルとマラスムスの違い +クワシオルコルでお腹が膨れる理由 【クワシオルコル】 ・クワシオルコルとは栄養失調の一形態でガーナ語に由来しており「受け入れられなくなった子」という意味。栄養素の中で、特にタンパク質不足で生じる。 好発は1−…

急性期脳梗塞に対するアスピリンとオザグレルの違い

急性期脳梗塞の治療で血栓形成の予防を目的として抗血小板薬が用いられるが、現在有効性が示されているものはアスピリンとオザグレル(キサンボン®、カタクロット®)の2つである。 ◯血小板が凝集するメカニズム 血小板は生理的な状態で血管内皮細胞に接着す…

エリスロマイシン、クラリスロマイシン、アジスロマイシンの違い

各種マクロライド系抗生物質の違い・使い分け エリスロマイシン、クラリスロマイシン、アジスロマイシンの違い ”まっくろなエクレア”世代順の覚え方 (マクロライド=エリスロマイシン、クラリスロマイシン、アジスロマイシン) ・マクロライド系の抗生物質…

CDIでメトロニダゾールとバンコマイシンどちらを使うか

クロストリジウム・ディフィシル感染症(CDI)の治療においてメトロニダゾールやバンコマイシンが用いられるが、それぞれどのように使い分けられるのだろうか。 【メトロニダゾールとバンコマイシンの使い分け】 ・そもそも現在使用している抗菌薬を全て中止…

頸動脈系TIAと椎骨脳底動脈系TIAの症状の違い

頸動脈系TIAと椎骨脳底動脈系TIAの症状の違い TIA(一過性脳虚血発作)は虚血がどこの血管に生じたかで症状が異なる。 一般的には頸動脈系と椎骨脳底動脈系の2つに大別して考えられる。 頸動脈系、椎骨動脈系からそれぞれなんの動脈が分岐しているのか把握…

アテローム性、心原性、ラクナ脳梗塞の鑑別

アテローム性、心原性、ラクナ脳梗塞の違い イラスト参照:脳卒中は減ったのか? (3)脳梗塞は減ったのか?: 毎日がしあわせ 頻度としては心原性、アテローム性、ラクナ梗塞いずれも同等。 が、重症度としては心原性>アテローム性>ラクナ梗塞の順。 それ…

皮質徴候とラクナ徴候の違い

皮質徴候とラクナ徴候の症状の違い 皮質徴候とは大脳皮質の障害による症状のことをいう。 脳の機能は大脳皮質に局在しているため障害部位によって生じる症状も異なる。 前頭葉障害:精神障害、原始反射、運動失調、錐体路症状、運動失語など 頭頂葉障害:複…

亜鉛華軟膏とは何か

◯亜鉛華軟膏とは何か 亜鉛華軟膏とは酸化亜鉛を主成分とした軟膏であり、組織や血管の収縮作用があり、傷口を小さくして乾燥させたり保護する役割がある。湿疹の浸出液が多くて管理が難しい場合や汗もなどには良い適応であるが、もともと乾燥気味の場所に使…

腰椎椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症の鑑別

腰椎椎間板ヘルニア ・20−40歳男性に好発 ・一側性の坐骨神経痛、感覚障害、脱力などの神経根障害、及び腰痛。 ・膀胱直腸障害や会陰部の灼熱感など馬尾障害も出現しうる ・前屈時に症状増悪しやすい ・神経根障害の場合SLRテストやFNSテストが陽性 ・MR…

白色ワセリンとヒルドイド軟膏の違い

白色ワセリンとヒルドイド軟膏の違い 似た薬の整理 白色ワセリンとは 油脂性保湿剤で皮膚表面を保護し、水分の蒸散を防ぐ(エモリエント作用)。 油でコーティングするイメージ。水で洗っても落ちないという利点。 安全で保湿効果が持続し、最も良い(無難な…

白色ワセリンとプロペトの違い

白色ワセリンとプロペトの違い ・白色ワセリンとは 油脂性の保湿剤で、皮膚表面を保護し、水分の蒸散を防ぐ。 アトピー性皮膚炎や皮脂欠乏症などの乾燥肌に用いる。 安全で保湿効果が持続し、最も良い(無難)な保湿剤とも言われる。 ・プロペトは 不純物を…

(医療用)小児用バファリンと市販の小児用バファリンの違い

紛らわしい薬の整理 (医療用)小児用バファリン(バファリン配合錠A81)の主成分はアスピリン。A81というのはaspirinが81mg含まれているという意味。アスピリンは血栓予防作用があるために心筋梗塞や狭心症の治療で用いられる。脳梗塞の治療においては…

第一世代〜第三世代抗ヒスタミン薬の違い

第一世代〜第三世代の抗ヒスタミン薬によって性質が異なる。 ・第一世代抗ヒスタミン薬とは純粋にH1受容体拮抗作用をもつもの。 ・第二世代以降はH1受容体拮抗作用に加えてケミカルメディエーター遊離抑制作用を持ち、抗アレルギー薬とも呼ばれる。 ・第三世…

乳剤性基剤と水溶性基剤の違い

外用薬の基剤はその性質により乳剤性基剤と水溶性基剤とにわけられる。 乳剤性基剤とは創面に水分を付加するもの。 (例:ゲーベンクリーム、オルセノン軟膏) 水溶性基剤とは吸収性が高く、創面の浸出液を吸収するもの。 (例:アクトシン軟膏、カデックス…

”たこ”と魚の目の違い

”たこ”と魚の目の違い(紛らわしい言葉の整理) うおのめ うおのめとは医学用語としては鶏眼(けいがん)という。慢性的な物理的な圧迫によって反応性に限局性の過角化をきたしたもの。肥厚した角質の中心が、芯のように真皮へ深く侵入するため、魚の眼のよ…

血清浸透圧と張度の違い

浸透圧と張度の違い 血清浸透圧の定義:溶液内のすべての溶質濃度を表すものである。 血清浸透圧の予測式 =2×Na(mEq/L)+Glu(mg/dL)/18+BUN(mg/dL)/2.8 血清浸透圧は上の予測式の通り、Na、グルコース、BUN(尿素窒素)の3つで規定されている。浸透圧を規…

丘疹、結節、腫瘤の違い

紛らわしい言葉の整理 皮疹において隆起しているものは丘疹、結節、腫瘤などと呼ばれる。それぞれどのように定義されているのだろうか。 【隆起性病変の大きさによる分類】 ・丘疹….0.5cm未満 ・結節…丘疹よりも大きい限局性の隆起性病変。0.5cm以上3cm未満…

乳酸リンゲル液と酢酸リンゲル液の違い

乳酸リンゲル液と酢酸リンゲル液の違い 【商品名】 乳酸リンゲル液→ソルラクト®、ラクテック®など 酢酸リンゲル液→ソルアセトF®、ヴィーンF®など 輸液製剤は大きく分けて等張電解質輸液と低張電解質輸液に分けられる(下図参照)。低張電解質輸液の分類とし…

高張性、等張性、低張性低ナトリウムの違い

低ナトリウム血症をみたらまずはその低ナトリウムが高張性なのか等張性なのかはたまた低張性なのか確かめる。なぜなら低張性低ナトリウムでは脳浮腫を起こし非常に危険であるため緊急度・対応方法が違ってくるからである。 まず血漿浸透圧が280mOsm/L以下…

ボーラス投与、ワンショット、フラッシュの違い

ボーラス投与(bolus=ひと塊の意味)とは短時間で大量の用量の静脈内注射を行う投与方法のこと。別の言い方としては、「急速静注」「ワンショット」などとも言う。 静脈からの投与方法はintravenous adminiserからi.v.と略されるが… ・点滴による静脈内投与…

ドパミンアゴニスト製剤の使い分けmemo

ドパミンアゴニスト製剤の使い分けmemo (レキップ®、ビ・シフロール®、ロチゴチン®、アポカイン®、パーロデル®、カバサール®) http://medical.radionikkei.jp/suzuken/final/061207html/index2.html ■ドパミンアゴニストはLドパと比べて抗パーキンソン病作…

各種NOACの使い分けmemo

◯ワーファリンとNOACの違い NOACは半減期が短く効果発現までの時間も短い 出血リスクはNOACの方が少ない 薬剤干渉がないのでワーファリンよりも服用しやすい PTの測定(モニタリング)が必要ない ワーファリンは納豆など食事制限あるがNOACにはない ◯4種類…