2014-04-17から1日間の記事一覧
血液中のアルブミン濃度が下がると、肝臓はそれを補うためにアルブミンの合資を活発に行い、それに伴いLDL,VLDLの合成量も上昇するから。 故にネフローゼ症候群の患者は高脂血症となり、糸球体から濾過される脂肪成分が増加する。尿細管上皮細胞が濾過された…
膜性腎症(MN)とは… 腎生検による光学顕微鏡所見で、糸球体係蹄癖の肥厚とスパイク形成が見られる疾患。蛍光抗体法所見では係蹄癖に沿って主にIgGの沈着が見られる。ネフローゼ症候群を呈することが多く、緩徐に進行する。自然寛解または治療により寛解する…
IgA腎症などの糸球体腎炎の進展・増悪には血小板が関与していると言われている。治療効果として蛋白尿減少や腎機能の改善が報告されている。しかしながらこれらの観察期間は6ヶ月と短く抗血小板薬の長期投与による効果は明らかでない。