つねぴーblog

アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。名前は紆余曲折を経てつねぴーblogに戻りました

2014-04-14から1日間の記事一覧

コレステロール結晶塞栓症とは

コレステロール結晶塞栓症は、大動脈のアテロームの破綻によるコレステロール結晶が飛散して末梢の小動脈を閉塞し、様々な塞栓症状をきたす疾患でアテローム塞栓症とも言う。動脈内のカテーテル操作などが誘引となるが、自然に発症することもある。 検査所見…

奇脈とは、その病態生理

吸気時に収縮期血圧が10mmHg以上下がり、脈が小さくなることを奇脈という。(正常でも吸気時には多少下がるが、それが10mmHg以上の場合に奇脈と呼ばれる。 奇脈を呈する疾患としては、吸気時に左室の拡張が制限される心原性ショックや心タンポナーデ、収縮性…

直達牽引と介達牽引の違い

下肢の骨折などでは筋肉の短縮しようとする力が強いため、多くの場合で骨折部は短縮転位していて徒手で力いっぱい引っ張っても整復できない。そこで牽引という方法を用いる。徒手整復が一気に力を加えて転位を直すのに対して、牽引は持続的に引っ張ることに…

Malgaigne(マルゲーニュ)骨折とは何か

高所から転落した際に片方の下肢をつくと、骨盤の片側が上方に突き上げられ、前方骨盤輪(恥骨・坐骨)および後方骨盤輪(腸骨)の合併骨折となることが多く、これをMalgaigne(マルゲーニュ)骨折と呼ぶ。全骨盤骨折の10%を占める。骨盤骨折に伴う出血は多…

ショック指数とは何か

ショック指数とは脈拍数を収縮期血圧で割った値である。=脈拍数/収縮期血圧 この数値から出血量がどの程度か推定することができる。 ■ ショック指数0.5 = 正常 →出血量なし ショック指数1.0= 軽症 →出血量1L ショック指数1.5= 中等度 →出血量1.5L ショック…

ショック肺とは何か

急性呼吸窮迫症候群(ARDS)、急性呼吸促迫症候群とも呼ばれる。 何らかの侵襲により急激に透過性亢進型肺水腫を発症し、高度の低酸素血症をきたす場合を急性呼吸窮迫症候群(ARDS)、低酸素血症がARDSほど重症でない場合を急性肺損傷(ALI)と呼ぶ。 ARDS/SLIは様…