つねぴーblog@内科専門医

アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。名前は紆余曲折を経てつねぴーblogに戻りました

移転しました。

2013-07-31から1日間の記事一覧

ホルネル症候群とは

ホルネル症候群とは交感神経が傷害されることにより起こる疾患である。 まず、交感神経の作用として1、散瞳(瞳孔散大筋の収縮)2、眼瞼の挙上(上瞼板筋の収縮)3:発汗などがある。ホルネル症候群では交感神経が傷害されるので 1眼瞼下垂(まぶたが下…

バビンスキー反射とは

足底の外側をとがった者で擦ると、趾が背屈すると同時に横に広がる異常反射のことである。正常では趾が低屈する。フランスの精神内科医バビンスキーが19世紀末に記載。一歳以下の乳児の場合は、正常でもバビンスキー反射が陽性のことがあり、ルネサンス期…

膝蓋腱反射のメカニズム

反射には、需要期からの入力である求心繊維が一つのシナプスを介するだけで直ちに出力のニューロンにつながる単シナプス反射と、複数のシナプスを介してから出力のニューロンにつながる多シナプス反射がある。単シナプス反射の例としては、伸張反射が知られ…