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とある研修医の雑記帳

東京から大阪の医学部へ亡命して研修医になった人のブログ。勉強のまとめ、思いつきの考察、ちょっとした雑学などなど。アウトプットが趣味です。

低アルブミンでアニオンギャップ補正する理由

なぜ? 血液ガス ER

 低アルブミン血症ではアニオンギャップを補正する必要がある。

アニオンギャップ=

測定できない陰イオンー測定できない陽イオン≒

Na-(Cl-+HCO3-)

dであるがこの「測定されない陰イオン」にはアルブミンも含まれる(アルブミンは血液中で陰イオンとして存在している)。

 

例えば乳酸が多くてアニオンギャップが本来上昇するべき所、アルブミン低値によりAGが下がって結局基準値内に収まってしまい乳酸アシドーシスが見逃されてしまう可能性がある。よって低アルブミンの患者では補正を行う。

アルブミンの基準値を4g/dlとして値が1g/dl下がるごとにアニオンギャップは2.5mEq/L下がる。

AGの補正式は以下の通り

補正AGAG2.54−血中アルブミン濃度)